神奈川県横浜市のS様よりのご相談です。
築年数は、18年ですが、窯業サイディング材に何カ所か割れが出ています。
新築の建築業者は、廃業してメンテナンスの対応を頼めないので、
この窯業サイディング材の割れを直して、塗装をうまく行っていただける業者を相談したいと思います。
この手窯業サイディング材=押し出し成型版と言います。
強度は高いですが、下地の不陸や雨水の裏面吸水などにより、割れが起こることが有ります。
また、完全な外壁通気構法かの診断も必要です。
国土交通省などが窯業サイディング材の施工方法で、外壁通気構法を勧めたのは、
平成12年の品確法(住宅の品質確保の促進等に関する法律)の雨漏れ予防の効果が多きとのことです。
以前より窯業サイディング材の工業会=日本窯業外装材協会=は外壁通気構法を勧めてきました。
従って今回の物件では、直張り工法の可能性は高いです。
ぜひやって欲しい診断方法ですが。
1=床下を見て土台などが腐っていないのか?
2=湿気の多い風呂場サッシの下、土台水切り部分の塗膜はくり、などの目視異常、
小さなハンマーで軽くたたいて、健全部分との音の違い.
専門家による、「水分計の含水率調査」=30%以上は危険です
同じ 「サーモカメラ調査」外壁全部を調査します。
本研究所の地区相談所の方は、十分に調査診断と張替え工事も対応できます。