中古で購入したパナホームの物件です。
仲介業者の説明では、大手メーカーパナホームで何の問題もない、いい物件。なかなか出回る事がないほど、本当に良い物件、お買い得。大手メーカーだから法的問題も何もない、あるわけがない。と進められ購入に至りました。
しかし、雨漏りが酷く、その他浴室漏水、下水道設備無届け工事など不具合があまりにも多くあり、インスペクションを2件依頼し、雨漏り調査も行いました。
雨漏りに関する3社共通点は、防水が不十分と指摘があります。
窯業系外壁材の防水処理、設計ミスであると報告結果です。
具体的な内容
玄関は、家の中に雨が入る。
外壁を伝った雨が、基礎内部へ入ってくる。
東西南北全ての基礎上に流れ出て内側に侵入。
家の中では、各部屋一階二階全てにカビが発生し、床、天井、壁、家具、カビます。
地震ではない家の揺れもあり、電気系統にも不具合が生じています。
雨が降ったり、湿気の多い時は洗面所の電気はつきません。トイレの電気も似たような現象が起きます。
どのような解決があるのか、どの様な原因でこのような事態が起きるのか、何も分からずにいます。
教えて頂きたくお願いします。以上。
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お答え
・住まいるダイアルは、弁護士の紹介は有りましたか?
・別紙宅建業法改正の案内文(国土交通省)をお送りします。
*宅建業者の不法行為(宅建業法違反)もお灸を据えたいと思いますが?
□お送りの資料など拝見の後、当方は外壁窯業サイディングの不具合などの
問題へ見解書を作成することは出来ます。
新築年が、1996年(平成8年)ですので、外壁の構造は直張り工法です。(資料添付します)屋根材には「今問題の石綿」は入っています。
雨漏りが発生しやすく、窯業サイディング材の劣化も早まります。
□追加で有りましたら「新築時の図面」の写しもお送り願います。
□写真=東西南北の4立面の写真、雨漏りの発生場所、室内のカビ発生場所、
バルコニー(内側、外側)、基礎付近の写真をお送り下さい。
*裁判でのご支援は、外壁窯業サイディングの施工に欠陥が有ったなどの
専門家の見解書提出なら出来ます。
宜しくお願い申し上げます。
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
所長 古畑 秀幸
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1 ・本住宅の新築年月=平成8年1月12日
・佐々木の購入年月=令和元年8月8日
・仲介の不動産業者より検査(国土交通省=インスペクション)のご希望は聞かれましたか?(令和元年 4月改正宅建業法にてインスペクションの確認が義務化
➡聞かれていません。令和元年10月6日に、業者が「インスペクションって何?」と発言しています。
国土交通省のインスペクション「ガイドライン」お付けします。
➡ありがとうございます。確認させていただきました。
・インスペクションを行った2社=改修のご提案、見積など提出は有りませんでしたか?
➡2社からは「工事が必要」と提案がありました。見積もりはありません。
2、電気系とのトラブルは火災の原因になる可能性が有りますね。東京電力へご相談されましたか?
➡東京電力へ相談をしましたが、宅内は見ることが出来ないとの事でした。
3、インスペクションを2件依頼し、雨漏り調査も行いました。こちらの「調査報告書」の写し、お貸し頂けませんか?
確認後、返却させて頂きます。当然ですが、「個人情報保護法」は遵守いたします。
➡郵送いたしますので、お待ちいただけますと幸甚です。
4、国土交通省「住まいるダイアル 0570-016-100」へご相談がよろしいと思います。
ご案内 http://chord.or.jp/consult_tel/call.html
➡住まいるダイヤルへの相談は、令和元年10月から計8回ほどしています。弁護士に相談してくださいと回答をいただきました。
<要領よく、相談の準備>
・時系列 H8年 1月12日 パナホームが新築建設
R1年 8月8日 不動産の仲介で中古住宅購入
※不動産業者の「話し~まったく問題ない。優良な物件などなど」詳細も。購入時に検査の説明は無し
➡「購入希望者が他にいてね、決まっちゃったの融資審査しているとのことで諦めました。その後、融資降りるの待っていられないから、佐々木さんに売りたいわ。大手メーカーの物件だからしっかりしているし、安心よ。」と業者に言われる。重要説明事項は10分もかからず終了。付帯設備の確認しかされていない。その際、「下水道が千葉市共用なの。書類もあるわ。」と言われる。インスペクションについては何も言われていない。検査の説明は無し。
・最初の不具合 どこどこに 雨漏り
➡令和元年8月29日に引越し。
・以下、「最初の」不具合について
➡令和元年9月9日の令和元年房総台風の際、1階玄関横の窓冊子から雨漏りが生じ、発覚。
以下 順番に記載
・売買売契約書の中身
特約 :瑕疵担保期間は2カ月
瑕疵特約は、雨漏りと白蟻、給排
水設備に限定。
・重要説明事項の書類
➡石綿は無しと記載。
実際はあり。
令和3年4月1日にパナソニックホームズ(株)から書面交付。
検査済証は有りと記載されているが、実際は無し。
・アドバイスいただきたいこと
仲介の不動産業者へ賠償請求可能か?
売主へ賠償請求が可能か?
➡外壁材について、パナホームに問い合わせをしたが問題ないとの回答。
調査依頼をお願いした3社とも、防水に不備があるとの事でしたので、外壁の構造上に問題が有るのではないかと思っています。
5、今まで同様なご相談を受けていますが、中古の戸建住宅の購入は、
1=必ず既存住宅状況調査技術者(建築士)のインスペクションの実施。
2=国土交通大臣「瑕疵保険」へ加入する(構造+防水=1年・5年保証)
ここが、重要です。
わたくしも多数検査を行っております。が、大手ハウスメーカーだから安心なんてことは有りません。