【金具留め=築24年 外壁 窯業サイディングのがたつきと浮き上がりへ、直張り工法へのご相談です】
□築24年木造軸組工法の2階建住宅です。
建築当初に窓枠下のサィディングに亀裂があり、20年目にその部分をめくった写真です。
割れた部分にエポキシを塗って色目を合わせて補修しました。
そろそろサィディングの塗り替えを考えています。
通気工法なのか 直張りなのかわかりません。塗り替えで対応できますか?
サィディングはクボタの15ミリ 金具は4ミリです。この金具幅以外に通気層はありません。
水切りとサィディングの隙間がないので
サィディングを一部カットするとのことでこれで通気は確保できますか?
よろしくお願いします。
■お名前 A B様 奥様より
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<第1報>返答
・お世話になり誠に有難うございます。
このたびは、御相談頂き、有難うございます。
机上では有る程度の通気量の確保は可能と思いますが、
地区相談所の(株)シモダ(窯業サイディングの工事、メンテナンスの専門工事会社)
さんと相談してからご返答させて頂きます。
正しい外壁通気構法とは、土台水切り部より空気が入りサイディングの裏面を流れ、軒天などから
外へ出る事です。
□通気層=通気金具 通気胴縁の厚みは「15mm」以上です。
□土台水切りと窯業サイディング下端部のすき間=10~15mmです。
ご参考資料お付けします。
しばらくお待ちください!
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<第2報>
・窯業サイディングが外れているところ何カ所か・・
これは気がかりです。
>間柱留めされているかは確認できません。
どうすれば確認できますか?
窯業サイディングの上からの確認方法としては、手で押さえて「グラグラ」するのか?
の確認を、塗装工事開始前の足場施工時に実施することがベストです。
足場が有れば全部の外壁の検査が可能です。
留め付けが甘いところ「ぐらぐら」するところ=補強は、表面からビスを打ち込み、
ビス頭をパテと塗料にてタッチアップします。
※浮き上がり窯業サイディングのビス押さえ実施(施工前=完成後)の資料お付けします。
是非とも、窯業サイディングの専門家=下田様の現地調査をお勧めいたします。
宜しくお願い申し上げます。
留め金具も窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所メーカーの住製品と安い非純正品が
市場に混在です。
純正品は、メーカーの出荷証明書がもらえます。
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<第3報<
古畑様
ご連絡ありがとうございます。
やはり心配なので、調査のみお願いしたいのですが、結果は報告書という紙ベースになるのでしょうか。
また、費用は交通費実費のみということでよろしかったでしょうか。
よろしくお願いいたします。
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
所長 古畑 秀幸
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窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
窯業サイディング技術アドバイス=第3者機関
外壁の張替え専門店=チェーンがスタートしました
所長 古畑秀幸 携帯電話 090-6190-4435
(二級建築士・建築物石綿含有建材調査者)
運営 一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会
リフォーム事業者団体国土交通大臣登録(第14号)
〒130-0011東京都墨田区石原1-1-8ノナカビル402
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