お世話になり誠に有難うございます。
外壁サイディングの反りにつきまして、困っています。
どの様にしたらよいのか教えて下さい。
2004年に建築したメゾネットアパートです。2012年に換気機器の設置不良
により外壁凍害が起き、外壁張替えを行いました。
その張り替えた部分のみ画像のような波打ちが出てきました。
2004年の古い部分は問題ないのに2012年に張替えた新しい箇所に
不具合が出ているのはどのようなことが考えられますでしょうか。
ダイケン防火サイディングです。
北海道
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アドバイス=
このたびは、御相談頂き、有難うございます。
以下ご参考に願います。
1、その張り替えた部分のみ画像のような波打ちが出てきました。
アドバイス=窯業系サイディングは水分移動(吸水 吸湿=>乾燥)の時に
最大0.15%の伸縮を起こします。
片面のみ吸水 乾燥が有りますと、窯業系サイディングは反ります。
一般的には、表面と裏面の含水率が均衡して平滑に戻ります。
原因推定です。
1、2012年張替え直後は反りが有りましたか?
有りましたら=納品の窯業系サイディングに最初から反りが有った。
JIS規格では 幅=455mmにて2mm以下となります。
2、2012年以降徐々に反りが激しくなった?
裏面の乾燥、表面の吸水が原因にて反りが発生。
ご参考に
「反り」のメカニズムの資料をお付けします。
※窯業系サイディングの張替え工事業者とメーカー=ニチハさん
に原状を確認の上、原因と補修方法提案を文書にて期限付きで、
依頼して下さい。
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再度ご相談
2012年に交換しましたが、直後の反りには気づかず2023年春に波打ちに気づきました。
その際に張替え施工業者に説明を求めたところ、
「経年劣化。西日が当たるために劣化しやすい」との回答でしたが、
2004年に建築した1階部分や東側に不具合なく2012年に交換した新しい部分に不具合が出ている
のに「経年劣化」で済ませようとする施工業者の説明に
納得が出来ずに相談させていただいた次第です。
M様
アドバイス=
・業者の説明の「西日が当たるので劣化が早い」・・・は
おかしい説明です。
西日=太陽光の紫外線=>塗膜 シーリング目地の劣化を進めます。
太陽光の赤外線==>窯業系サイディング基板の表面水分を放出させます。
結果反りの方向が凹むのですが、現場写真は逆の方向=凸です。
従いまして、業者の説明は的を当てていませんね。
凸の反り=裏側の乾燥収縮(温度 CO2=炭酸化収縮)が原因と思います。
反りが進みますと、金具施工の窯業系サイディングは外れて落下する危険性が有ります。
(東京では昨年大手ハウスメーカー施工の凸反り窯業系サイディングが落下しました)
・再度 業者とニチハ(三井木材を吸収合併した)の両者に現場調査の上、
反りの原因と補修工事につきまして「文書」で回答頂く事を依頼して下さい。
その時に当方のメール文書を提示して下さい。
宜しくお願い申し上げます。
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再度
・業者の説明の「西日が当たるので劣化が早い」・・・は
おかしい説明です。
西日=太陽光の紫外線=>塗膜 シーリング目地の劣化を進めます。
太陽光の赤外線==>窯業系サイディング基板の表面水分を放出させます。
結果反りの方向が凹むのですが、現場写真は逆の方向=凸です。
従いまして、業者の説明は的を当てていませんね。
凸の反り=裏側の乾燥収縮(温度 CO2=炭酸化収縮)が原因と思います。
反りが進みますと、金具施工の窯業系サイディングは外れて落下する危険性が有ります。
(東京では昨年大手ハウスメーカー施工の凸反り窯業系サイディングが落下しました)
・再度 業者とニチハ(三井木材を吸収合併した)の両者に現場調査の上、
反りの原因と補修工事につきまして「文書」で回答頂く事を依頼して下さい。
その時に当方のメール文書を提示して下さい。
宜しくお願い申し上げます。
アドバイス=
昨日新潟の方からも、ケイミュー窯業系サイディングの
反り(落ちかかる)のご相談が有りました。
関係資料お付けしますので、工事会社とケイミュー社の方へお見せして下さい.
資料= https://www.mokutokyo.jp/data/sori_kmew_nigata.pdf
1、今回の件は重大事故につながる案件です。
(1)国土交通省 リフォームトラブルの無料相談
住まいるダイアル 0570-016-100へご相談が良いです。
ホームページ https://sumai-saiken.jp/
(2)消費者庁 消費生活センターへのご相談も並行して
進めて下さい。
TEL 188
https://www.caa.go.jp/policies/policy/local_cooperation/local_consumer_administration/hotline/
(3)国土交通省 住宅工事 紛争審査会へのご相談
https://www.mokutokyo.jp/data/hunsou_syori_shinsakai.pdf
※相談前に今までの経緯と現状を簡単にメモにまとめて下さい。
経緯 新築 年月
新築建設業者
外壁の張替え工事=年 月 工事業者
お手元に張替え工事の見積書・工事請負契約書、リフォーム瑕疵保険付保証明(有れば)
ケイミュー社のカタログ=基板10年保証 塗膜15年保証など
反りの=発生 発見年月 部位=東西南北 各面の内反りの枚数と発生率(反りの板/その面の全部の板)
現場確認された ケイミュー社の担当者の名刺・所属・連絡先
今現在の状態
以上宜しくお願い申し上げます。
応援させて頂きます。
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
所長 古畑 秀幸
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窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所は!
無料で窯業系サイディング材に関する様々なご相談を受けてきました。
その主な内容です。
1=窯業系サイディング材のメンテナンス~塗替え、シール目地補修、張替え(全面から一部)に関する相談
2=窯業系サイディング材の塗装後の不具合・クレームに関する相談
3=窯業系サイディング材新築より10年以内(品確法の10年保証期間内)の不具合・クレームの相談
4=窯業系サイディング材これから新築建設するにあたりメーカー、材料の関する相談
これらの相談内容は、個人情報が特定されない範囲で、ホームページへ掲載、
建材メーカーへの提供などを行い消費者、社会へ還元します。
□25年間で、1,500件以上の相談と500件以上のクレーム体験よりのアドバイスです。
窯業サイディングの塗替え後の不具合=クレーム=発生の根本的な原因です。
1=診断に漏れが有る・知識が無い
(1)窯業サイディングの診断の最重要な事=外壁通気構法 空気層工法 直張り工法の判定です。
(2)新築時の窯業サイディングの工事方法に問題が有るのか=判定出来る事。
・シーリング目地の設計寸法幅=10mm 深さ=5mm以上
・開口部回り・入隅のシーリング目地幅=10mm
・釘打ちの位置=端部より20~30mm離れている
・土台水切りと窯業サイディングの下端部のすき間=10mm~15mm
・窓回りなど窯業サイディングの切り欠き=100mm以上ある事
(3)窯業系サイディング材の工場塗装(90%以上が向上で高品質塗装)の塗料を知っている事が必要です。
・2008年以前の新築住宅 釘打ち施工の窯業系サイディング材は厚み12mmで、塗料はアクリル系、ウレタン系です。
・2008年以降の新築住宅 釘打ち施工=厚み14mm アクリル系塗料です。
金具施工=厚み 15 16 18mmでトップ塗装はクリヤー塗料です。
80%がアクリルシリコン系 残りが光触媒(KMEW社) 無機系(現場塗装より高品質)
2=塗料について
明度と日射反射率の基準を理解していること=塗膜の膨れの原因です
一般に水性塗料は同じ厚みの時に、弱溶剤系塗料に比べ湿気を逃がしやすいです。
窯業系サイディング材工場塗装で、無機系など難付着塗装の場合、水性塗料は剥がれ易いので、
弱溶剤系塗料から選択します。
AGCコーテック株式会社の場合、3者(メーカー・販売店・施工店)保証を出しています。
一般には、塗料単体の保証対応です。
3=塗装工事について
間違い=塗装回数は重要でない 重要なのは、所要量=1㎡あたりの塗料の塗布量(所要量)です
中塗りの色を変える=間違い 性能が出なくなる危険 塗料メーカーは推奨していないです。
塗料メーカーの塗装マニュアル(仕様書)を守る事が重要です。
工事中の写真も残し工事報告書として施主様へお渡しも良いです。
4=塗料と塗装工事と診断のバランスが最重要。
一般に価格優先で施工店を決めた時には、塗装後の不具合発生の割合が高くなります。
5=特に窯業サイディングの塗装では、診断が最重要です。
安全な工事会社のポイント
(1)(一社)木塗協の会員~住宅リフォーム事業者団体国土交通大臣登録の会員
(2)窯業サイディングメンテナンス診断士の資格者がいる事
(3)戸建住宅劣化診断士の資格者がいる事
(4)国の保険~リフォーム瑕疵保険(塗膜:2年間保証・雨漏り:5年間保証)に加入する事
人当たり、親切な言葉などに「話の旨い営業マン」に騙されてはいけません!!!
技術力の裏付けと第3社のお墨付き=担保~国土交通省 瑕疵保険 (一社)木塗協
Dr、サイディング(サイディング博士)こと古畑です!
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窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
窯業サイディング技術アドバイス=第3者機関
外壁の張替え専門店=チェーンがスタートしました
所長 古畑秀幸 携帯電話 090-6190-4435
(二級建築士・建築物石綿含有建材調査者)
運営 一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会
リフォーム事業者団体国土交通大臣登録(第14号)
〒130-0011東京都墨田区石原1-1-8ノナカビル402
TEL 03-5637-7870 FAX03-3829-9920
http://www.mokutokyo.jp
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