25日は窯業系サイディング「塗装後の不具合」=2件のご相談です

1件目のご相談=埼玉県のご主人様です

「一部のサイディングの表面が剝がれて来ております。
2009年3月に新築で購入した3階建て木造住宅です。
2019年6月に㈱ユタカホームにて外壁塗装を行いました。
2022年3月に3階一部のサイディングの表面に剥がれが見られた為、
A社に修繕を依頼。シーラーと再塗装で対応。
2024年1月現在、同じ部分が再度剥がれ始めました。
サイディングの部分張替えを希望します。」

・築年数=13年 2年前塗装し1年で「塗膜のハクリ」(正しくは窯業系サイディング表層のハクリ)
・状況=3階建ての屋根直下部分でハクリが激しく発生
補修工事はハクリ部分へ下地シーラーを塗り仕上げ塗料の補修塗装です。
しかし、半年で激しく再発しました
塗装会社はおかしいな???・・・・と首ふるだけです!!
・軒の出がゼロの屋根形状(軒の出が有る屋根と比べ=雨漏り事故は5倍~瑕疵保険協会)

□原因の推定
1)軒の出ゼロの軒天部は通気構法の空気の出口がないので、
窯業系サイディングがいつも含水率が高い状態が続く。
塗膜を厚くするほど、窯業系サイディングの表層からの湿気の排出が出来なくなり、
表層セメント層を押出し、ハクリとなった。

2)水分は軒天見切り部よりの「雨水」浸入の可能性が高い

3)塗装会社が塗装前に診断が漏れて、塗装前の窯業系サイディングの含水率、
雨水の浸入の状態とその為のリスク判定が全く漏れてしまった。
ハクリの原因とメカニズムも分からないので厚塗りの補修工事を行い、
更に窯業系サイディングの含水率を高めてハクリが激しくなった。

4)窯業系サイディングの裏側の木材(柱・胴縁)の含水率アップにより腐朽が進むリスクが、
大幅に高まる。

□至急必要な現場調査
1)軒天周囲の「雨水浸入」場所、程度の調査
2)天井裏の「雨水浸入」の状況調査
3)窯業系サイディングの含水率調査 サーモカメラ調査
4)はがし検査

※窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所の地区相談所
(株)パラヴィ様の現場調査の実施を行う事になりました。
(株)パラヴィ様ホームページ  https://yanekabe-park.com/

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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2件目のご相談=横浜市の奥様です

「築年数30年の窯業系サイディングの外壁です。
2回目の塗装工事が先日終わりましたが、あちこち「膨れ」が起こったり、
塗残し、厚いところと薄いところ、雨戸の塗忘れ、縦どいを出隅のシール目地に
施工、手直し工事により仕上がりがっ汚くなっております。
昨日 国土交通省のリフォームトラブル相談所「住まいるダイアル 0570-016-100」
へ相談したところ、
違う業者へ手直し工事の見積もりをもらって、その金額分を施工業者より値引いてもらう、
交渉を進められました。
良い施工業者を紹介して欲しい」

□不具合の原因推定
1)塗装工事実施の業者が
窯業系サイディングの知識無し、正しい診断が出来ない。
直張り工法の判定とリスクの説明が漏れてしまった。

2)一部窯業系サイディングの張替え工事実施も、
そもそも「窯業系サイディングの正しい施工基準」を知らない。

3)表面塗膜の膨れの補修工事の方法を知らない。

4)本物件の窯業系サイディングの施工は一番問題んの多い「直張り工法」であった。

※お勧めの施工会社 窯業系サイディングの知識、施工実績、診断技術が間違いのない。
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所 地区相談所の
ヤマテック(株)様のご紹介へ。
ホームページ https://with-reform.net/

近々、現場調査を行います。

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2つのご相談から見えた事!

1)工事会社を決めるポイント=窯業系サイディングの基礎知識が有る事
2)2つの診断基準を修得しており使える事
①国土交通省 インスペクション=協会の「戸建住宅劣化診断士」資格
②協会の「屋根・外壁デジタル精密診断」 =「窯業サイディングメンテナンス診断士」資格
3)国土交通大臣が「安心できる塗装&リフォーム業者」=住宅リフォーム事業者団体登録である事

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

石綿の事前調査を行い=>失敗しない、外壁塗装のポイントです。

【1】塗装&リフォーム工事会社が、国土交通大臣登録リフォーム事業者団体に所属
していること
こちらから簡単に確認できます。
<国土交通大臣登録リフォーム事業者団体検索サイト>
http://www.j-reform.com/reform-dantai/kensaku.php
<国土交通大臣登録リフォーム事業者団体とは?>

http://www.mlit.go.jp/jutakukentiku/house/jutakukentiku_house_tk4_000090.htm
l

【2】リフォーム工事の目的に合った工事会社を選ぶ。
上記の国土交通大臣登録リフォーム事業者団体=16団体ありますが、
当協会は、(一社)木造住宅塗装リフォーム協会
・木造住宅限定
・屋根と外壁の塗装(特に窯業系サイディング外壁とコロニアル屋根)は43
年間実績の専門です
====>14団体の中では一番「木造住宅の塗装、リフォーム」に特化して
いますので、
そのような目的のあなたに==>最適です。

【3】リフォーム瑕疵保険=保証と検査がセットで安心。
(株)住宅あんしん保証と提携し、工事品質が特に高い「認定品質リフォーム
制度」認定
団体です~~2重のご安心青お届け!

【4】事前に住宅全体の「劣化検査」国土交通省インスペクション1次の
内容+(一社)木造住宅塗装リフォーム協会基準で、最高の診断が出来ます。
<平成25年6月設定 インスペクションについて>
ガイドライン策定の背景・目的
□中古住宅は、新築時の品質や性能の違いに加えて、その後の維持管理や経年劣化
の状況により物件ごとの品質等に差があることから、消費者は、その品質や性能
に不安を感じている。このような中、中古住宅の売買時点の物件の状態を把握で
きるインスペクションサービスへのニーズが高まっている。
□一方で、現在民間事業者により実施されている「インスペクション」といわれる
サービスは、中古住宅の売買時検査のみならず、新築入居時の検査やリフォーム
実施時に行うものなど様々である。
□また、目視等を中心として住宅の現況を把握するために行われる現況検査は、最
も基礎的なインスペクションであるが、現場で検査等を行う者の技術力や検査基
準等は事業者ごとに様々な状況にある。
□このため、本ガイドラインにおいては、中古住宅売買時の利用を前提とした目視
等を中心とする基礎的なインスペクションである既存住宅の現況検査について、
検査方法やサービス提供に際しての留意事項等について指針を示すこととする。
これにより、事業者による適正な業務実施を通じて、既存住宅インスペクション
に対する消費者等の信頼の確保と円滑な普及を図ることを目的とする。

<参考>
現在、既存住宅を対象として行われているインスペクションは、その内容から大
きく次のように分けることができ、本ガイドラインにおいては①の中古住宅売買
時に行われる建物検査を対象としている。
① 目視等を中心とした非破壊による現況調査を行い、構造安全性や日常生活上の
支障があると考えられる劣化事象等の有無を把握しようとするもの
← 既存住宅の現況把握のための基礎的なインスペクション(既存住宅に係る一
次的なインスペクション)であり、中古住宅売買時の建物検査や住宅取得後の
維持管理時の定期的な点検等がこれに当たる。

② 破壊調査も含めた詳細な調査を行い、劣化事象等の生じている範囲を特定し、
不具合の原因を総合的に判断しようとするもの
← 現に、日常生活上支障が生じている場合など不具合箇所を修繕しようとする
際に利用されるインスペクション(既存住宅に係る二次的なインスペクション)
であり、住宅の耐震診断等はこれに当たる。

③ リフォームの実施前後に現況調査・検査等を行い、住宅の劣化状況と性能を把
握しようとするもの
3
← 住宅の性能向上リフォームを実施する際に利用される性能向上インスペクシ
ョンがこれに当たる。

○現況検査の内容
z 現況検査の内容は、売買の対象となる住宅について、基礎、外壁等の住宅の部位
毎に生じているひび割れ、欠損といった劣化事象及び不具合事象(以下「劣化事
象等」という。)の状況を、目視を中心とした非破壊調査により把握し、その調査・
検査結果を依頼主に対し報告することである。
z 現況検査には次の内容を含むことを要しない。
① 劣化事象等が建物の構造的な欠陥によるものか否か、欠陥とした場合の要因が
何かといった瑕疵の有無を判定すること
② 耐震性や省エネ性等の住宅にかかる個別の性能項目について当該住宅が保有
する性能の程度を判定すること
③ 現行建築基準関係規定への違反の有無を判定すること
④ 設計図書との照合を行うこと
<補足>
¾ 対象とする住宅について
戸建住宅、共同住宅等かは問わず対象とする。
¾ 附随的に実施される業務について
補修工事やリフォーム工事に係る方法や費用の目安に関する情報や住宅履歴情
報の蓄積に関する情報の提供、検査した住宅に係る一定の不具合に対する保証の
提供、敷地又は住宅に関する現行の建築基準関係法令の規制内容等や現行建築基
準への合致状況の調査等については、依頼主の意向等に応じて、インスペクショ
ン業務に附随してサービスを提供することが考えられる。

【5】工事完了時には
・受託の劣化診断書
・工事内容 詳細 仕様書
・リフォーム瑕疵保険保険証券
・工事完了報告書
・その後定期点検表
の履歴情報を 「家カルテ」(住宅履歴情報)として
残しますので、将来の住宅の資産価値の評価=安心R住宅=
*安心R住宅 の取得が容易となります。
http://www.j-reform.com/publish/pdf/reform_r-manga.pdf

必ず、「国土交通大臣登録リフォーム事業者団体へ登録の工事会社」を
選ぶことです。

◇━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━━◇
リフォーム事業者団体国土交通大臣登録(第14号)
一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会

〒130-0011東京都墨田区石原1-1-8ノナカビル403
TEL03-5637-7870 FAX03-3829-9920
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