窯業系サイディング=塗装工事見積書=簡単チェック法 ビデオアップしました

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主な内容

1,塗装工事の特殊性を知ろう
2,高額塗装工事で最高品質確保する為に
3,工程ごとのチェックのポイント
4,見積書を正しくチェックすれば全てOK
5,見積書の簡単チェックの手順
6,それでも「不具合」は起こる=対策

「相見積で見積書をもらったけど、何が書いてあるかよくわからない」「見積書の専門用語や材料名称等がよくわからない」「お願いした塗装工事の内容がちゃんと入っているか」「相見積の比較方法が分からない」「塗膜の厚みはメーカー指定となっているのか?」など、塗装工事の見積書について簡単にチェックするポイントを以下記載しましたのでチェックしてください。
なおご不明点などがありましたら、「お問い合わせ」ページよりご相談ください。

【診断⇒見積⇒施工(自社の管理者と職人さん)⇒工事完了の検査⇒定期点検・不具合補修】
 上記の流れは一気通貫で流れるための基本が「見積書」です。
 <コラム=1式表示の項目は上記の流れ(伝言・指示)が正しく伝わりませんので「漏れる」
  危険性が高いですね!高額なお金を有効に使うための最低条件です>
  =以下の内容が分かりやすく明示されていることを確認しましょう=
  ないときは見積提出者へ確認しましょう!

 〇診断結果の劣化と下地補修は根拠である診断書の有無と診断基準
〇見積書の項目
〇見積書の単価
〇使用する塗料・建材のメーカー名・品種
〇見積書記載の塗料・建材メーカーのカタログが添付されている
〇使用する塗料・建材の数量
〇使用する塗料の所要量記載=1㎡あたりどれほど塗料を塗るのか? (□Kg/㎡)
〇保証、かし保険がついているのか
〇足場の種類=2024年4月より法改正(安衛則第 561 条)により幅1m以上場所は本足場設置が
義務化されました(1m以内の場所は従来通り1足足場可能)
 〇石綿=事前調査と役所(労基署・自治体)への報告が記載があること(施主の配慮義務と法律)
 〇施工面積と施工の長さの積算根拠=何に基づき計算したのか?
 〇窯業系サイディングの高圧洗浄は基本的に禁止です(窯業系サイディングメーカー)
  高圧洗浄機の圧力は5MPa以下です
 〇資格者が記載されている(一般建築物石綿含有建材調査者・建築施工管理技士・建築士・
  窯業サイディングメンテナンス診断士・戸建住宅劣化診断士・塗装技能士など)
 〇皆様の担当者・工事管理者・職長さん(職人の責任者)の氏名が明記
 〇カバー工事の提案時「耐震性の評価・下地の劣化診断」の結果問題がないことが証明

【工事単価】
(一財)経済調査会の発刊する「積算資料(ポケット版リフォーム編)」に掲載された金額と塗料メーカー、建材メーカーの公表情報より記載です。(2023年5月時点)(AMAZONで\2.930-)

【見積書チェックのポイント】
 見積書のイメージ 別紙
<1>工事に関する事項で1式見積項目が無いこと(1ヶ所・1つなど以外)
※1式項目は、別紙にて詳細が添付されていること
   よくある1式見積り項目=シーリング補修1式¥2万円
               クラックのパテ補修1式¥3万円
               付帯物(雨どい・水切り・フード)1式¥5万円
               運搬費1式 ¥4万円
   

<2>塗料(建材)メーカー名と製品名と塗料の樹脂(ウレタン・アクリルシリコン・フッ素など)が明記のこと
   例)AGCコーテック(株) ルミステージ水性クリヤー フッ素樹脂系
     <メーカー名>      <製品名>      <樹脂名称>

<3>塗料の所要量(1㎡あたり1回塗装に必要な塗料の重量)
   塗料は缶に入っていますので見えますが・・塗膜の厚み・状態は誰も見えません
   例)AGCコーテック(株) ルミステージ水性クリヤー1回塗装=0.1Kg/㎡を2回塗装しま
   ※外壁面積が150㎡の時必要な塗料の量=0.1Kg/回・㎡×2回(2回塗装)×150㎡
    =30Kgとなり 15Kg入りの塗料缶数が2缶です。
    メーカーの指定の塗膜の厚みは、この塗料缶の量で決まりますので、現場搬入したときに
     塗料の名称と缶数を確認し、工事完了時には使い切った「空の缶」を確認するだけでOKです。~とても簡単なことです

<4>使用する外壁・屋根の主要な塗料缶数が記載されている
   メーカーの出荷証明書をもらいます。他の現場で余った塗料を使わないことを確認します

<5>診断(住まいる健診=インスペクション・外壁屋根のデジタル精密診断)の結果の
   劣化部位の回復工事が記載されている

<6>施工面積・施工長さの積算の数字の根拠が明確であること
   おすすめは、立面図へ計測データと計算式の全部が記載されている事

 (コラム)設計図面の記載の長さの数字は。柱芯(柱の中央)となり、外壁表面間の距離は別途150mm程度補填が必要です。軒の高さも現地で計測が必要です。
  更に、現地で立っている建物と図面では違いがあります。
  着工後に変更=一番多いのは窓などの大きさと場所です。 軒天の高さも計測します。

 (コラム)
  簡易外壁(開口除く)面積計算法=1階と2階の延べ床面積(㎡)×1.4
(4千件の住宅積算した平均値です)
   坪で記憶の時は、坪数×3.3=㎡数です。
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