2010年に建てた□□県の実家（空家）ですが、ハウスメーカーから再コーキングとチョーキングがあるからと再塗装を強く勧められてます。

古畑　先生
初めまして、以下ご相談をお願いします。

2010年に建てた□□県の実家（空家）ですが、ハウスメーカーから
再コーキングとチョーキングがあるからと再塗装を強く勧められてます。

再コーキングはすぐやりますが、外壁は素人目にはキレイで、今後の劣化もスローなのではと
勝手に期待してます。チョーキングは凸の部分では無く平らな部分で少し付く状態です。
サイディングは東レのトレイルライン14ミリで、親水オートクリーン機能があるのではと思います。
クリア塗装はあまり良くないと聞きますし、通常塗装で風合いがザンネンな感じになるとも心配です。
結局5年以内とか遠からず塗装する必要があるのなら、
今回やろうと思いますが先生のご見解は如何なものでしょうか？
なお、1枚目は玄関ポーチでここは多分直張りで傷みが大きいです。
3枚目はグーグルマップで2年前データです。
何卒宜しくお願い致します。

K　より

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アドバイス＝
K　様
お世話になり誠に有難うございます。
このたびは、御相談頂き、有難うございます。

以下ご参考に願います。

１，2010年に建てた福島県の実家（空家）＝築年数が14年目ですので、
１）目地のシーリング材は耐用年数（防水機能＝10年以上）となっています。
対処＝全部の目地を「取替え」します。
増し打ちは基本的には、お勧めできません。施工後の防水性能の耐久性が10年以上の期待が
できません。
※増し打ちをご提案の施工店は、信用が出来ません！ご注意願います。

２）シーリングの取り換え工事には、「足場」が必要となりますので、
外壁＝窯業系サイディングも「クリヤー塗装」がお勧めです。

３）東レのトレイルライン14ミリで、親水オートクリーン機能
塗膜保証＝１０年と思います
ぼちぼち、再塗装のタイミングとなります。

２，玄関ポーチでここは多分直張りで傷みが大きいです。
こちらも、現地で確認します。

３，窯業系サイディングは多彩仕上げですので「クリヤー塗装」がお勧めですが、
既存の塗膜を「３０倍スコープ」検査が必要です。
※資料「窯業系サイディング塗装前のチェックポイント」ご参考に願います。

４，施工店決めのポイントです。
１）自社で診断から施工まで管理が出来ること。（丸投げはだめですね）
２）窯業系サイディングの知識と診断技術が有る事＝(一社)木造住宅塗装リフォーム協会の「窯業サイディングメンテナンス診断士」
の資格者が在籍

３）国土交通大臣登録団体　例えば　(一社)木造住宅塗装リフォーム協会の会員である
４）リフォーム瑕疵保険　へ加入する（塗膜１～２年保証　雨漏り5年保証　施工店倒産保証　紛争審査会利用可能）

５）2つの基準の診断＝①国土交通省　インスペクション　②(一社）木塗協　外壁・屋根のデジタル精密診断
で診断が出来ることです。

※新築建設の工務店様以外に　上記の条件を満たす塗装＆リフォーム会社を2社ほど
ノミネートがお勧めです。

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窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
所長　古畑　秀幸
＜運営＞
住宅リフォーム事業者団体国土交通大臣登録第14号
(一社)木造住宅塗装リフォーム協会
代表理事　古畑秀幸
携帯090-6190-4435
〒130-0011　東京都墨田区石原1-1-8-403
TEL03-5637-7870 FAX03-3829-9920

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