本日のご相談です。
埼玉県のK様(ご主人)より。
1、新築から15年ですが、ニチハの16mm金具施工の窯業サイディング
タイル調のデザインです。
2、新築から5年頃より、シーリングの目地に割れが入りました。
ハウスメーカーの担当者は、下に防水紙が有るので問題は有りません。・・・と
3、サッシの角の板に割れが発生しています。
4、板に浮き上がりと反りが有ります。
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ハウスメーカーの担当者が一度現場(自宅)を確認しに来ました(私は仕事で不在)
そして当時のサイディング施工業者に連絡して当時の施工状況確認をすると言った
きり連絡が来なくなりました。
当時の業者はニチハの下請け?らしく今は存在していないような事を言っていまいた。
私としては業者ではなく施工管理を怠ったハウスメーカーに責任及び対処をすれば良いだけの話と思いますが
話が上手く噛み合いません。
しばらく連絡が来ず、先週やっとハウスメーカーから連絡が来て
メンテナンス担当者が補修をしますとのことで補修の内容は
サイディングの浮いた部分をくぎ打ち又はビス止め、コーキングの浅い部分のみ
打ち直しということです。(もちろん料金はかかりませんが)
私が思う懸案としましては
そりが端の方でカールしているので抑え込みに無理があり、おそらく見た目が
醜くなるのではと思われます。反りだけでなく収縮もしているので。
コーキングは下地の見えている部分のみの補修とのことですが
見えていなくてもうすい部分もあり又全体的に劣化しているので全て打ち直し
したほうが良いかと思います。作業は業者でなくハウスメーカーのメンテ担当者本人が
一人で行うとのことでこれも業者のような仕上がりになるとは思えません。
結局はその場しのぎの応急手当のような感じで根本的な対応はコストがかかる
為かやる気がなさそうです。
なので見た目と規定どうりの修繕となると結局塗装工事も含めた全体的な
通常のリフォーム工事になってしまうのではないかとおもうのですが。
それをやるにしてもどこまでハウスメーカーが負担してくれるのか、有料工事にしても
補修がらみがあるため、ハウスメーカーに依頼せざるをえないので他の業者(安いもしくは
技術的に上手なところ)へは依頼できないのではということもあります。
この内容を踏まえて再度ハウスメーカーへ連絡してみようと思います。
上記に対しまして何かアドバイスを頂けると幸いです。
お忙しいところ申し訳ありませんがよろしくお願いいたします。
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以下窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所 古畑所長よりの
アドバイスです。
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【経緯】~再度まとめました
1:H15年 5月=新築年 H15年5月 建設業者A社
サイディング材 ニチハレバンス調16mm
サイディング取付は金属金具ですが南面のみは釘打ちの跡が見られます
2:H??年<新築後??年>=不具合状態 コーキング切れ サイディング反り割れ
3:H20年<築後:5年> 5年点検時コーキング切れ(青い下地見え)を建設業者に打ち上げた所
※青い下地=ハット型ジョイナーと思われます~メーカー純正品は「透明色」です
汎用品で、頭の高さが不適か?=>シールの深さ 最低6mm以上
内側に防水シートがあるのでそのままでも大丈夫と言われましたが
<本来は品確法=にて1次防水機能のシーリングの切れなどは無償補修の対象です>
4:H??年(築後 年)数年後に反り割れが出ていたのに気が付きました(建屋南面のみ)
・施工に問題があるのか、問題があったとしても10年過ぎているので
建設業者に打ち上げても意味がないのか分かりません。
<H20年 新築後5年点検時に「シーリングの不具合」確認されており、そのまま放置そこから
吸水し基板の反りなどに不具合が拡大か?
品確法の10年保証経過後も築後5年の不具合の継続ですので、本来は無償補修工事
の対象です>
5:令和元年(築後:16年) 6月19日 SD技研 へご相談
【以下今回のご報告内容も時系列、年月を入れて整理が良いです】
??年 月 日 A社 誰??は一度現場(自宅)を確認しに来ました(私は仕事で不在)
そして当時のサイディング施工業者に連絡して当時の施工状況確認をすると言った
きり連絡が来なくなりました。
当時の業者はニチハの下請け?らしく今は存在していないような事を言っていまいた。私としては業者ではなく施工管理を怠った
A社に責任及び対処をすれば良いだけの話と思いますが==>その通りです。
話が上手く噛み合いません。
令和2年6月 ?日 しばらく連絡が来ず、先週やっとA社 誰??から連絡が来て
メンテナンス担当者が補修をしますとのこと
サイディングの浮いた部分をくぎ打ち又はビス止め、コーキングの浅い部分のみ
打ち直しということです。(もちろん料金はかかりませんが)
【板の浮き 反りの補修】
1:テスト施工 ビス押さえが効くのは、浮いている、反っている板を片手で押して直る時だけです。
片手で押して直らない時は「ビス」をねじ込んだ時に板が直らずにビスが板を通過してビス頭の
穴が開き、板は直りません。
ビズ押さえの補修時方法が適切か事前確認します。
ダメな時は張替えしか、きれいに直す方法が有りません。
2:シーリング(コーキング)補修方法
原因が目地の深さ=ニチハ基準の6mmが無く浅いので、補修工事の後も切れなどの再発の可能性は
残ります。
また切れたり劣化が進んでいる部分の下地木材は雨水浸入により、腐朽している可能性も
有りますので、一部剥して確認する事もやった方が良いです。
【今後の補修とメンテナンス工事】
見た目と規定どうりの修繕となると結局塗装工事も含めた全体的な
通常のリフォーム工事になってしまうのではないかとおもうのですが。
それをやるにしてもどこまでA社が負担してくれるのか、有料工事にしても
補修がらみがあるため、 A社に依頼せざるをえないので他の業者(安いもしくは
技術的に上手なところ)へは依頼できないのではということもあります。
1=そもそもA社が信頼できるのか?
新築以降の対応に問題があると思います。
2=工事金額(診断と管理・保証)
基本的に塗装工事(窯業サイディングの補修+シーリング工事)は
自社では出来ないので、協力業者へ丸投げとなり、
(1)診断(下地まで)
(2)工事仕様 今回の問題=シール目地深さ浅い 基板の割れ・浮き上がり・反り
の補修方法
(3)工事保証 リフォーム瑕疵保険
(4)見積~上記網羅して
2社の合い見積もりは必要です。
金額以外=診断 工事管理 工事仕様(内容) 保証 リフォーム瑕疵保険 点検
も比較します。
本当はお近くに、(一社)木塗協の会員がいましたら宜しいですが?
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窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
外壁の張替え専門店=チェーンがスタートしました
所長 古畑秀幸 携帯電話 090-6190-4435
運営 一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会
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