平成20年4月竣工しました。その後、工務店は倒産、設計士さんが亡くなりました。建物に特に不具合を感じなかったので今日まで特にはメンテナンスはしていません。最近塗装業者さんの訪問が多く、さすがに外壁メンテナンスの時期なのかと考えました。
外壁塗装をすべきタイミングや方法について、ようやく調べ始めたところですが、ラムダサイディングの外壁への対処がよくわかりません。現メーカーの施工説明書もネットで拾い読みしましたが、かといって適切な塗装業者さんにたどり着けるわけでもなかったところ、こちらのサイトにたどり着きました。
ご助言いただけると助かります。
写真はあまり引いて取れないので不十分かと思いますが、取り敢えず添付します。
施工業者名:MR社 倒産
サイディング材:ラムダ15ヨコSP-Y(素地)昭和電工時代? 外断熱通気工法
テラス(ルーフバルコニー):FRP防水
屋根:ガルバリウム鋼板t0.4竪ハゼ葺 外断熱通気工法
ラムダは、場所によって藻が付いています。一部クラック、ヒビがあります。窓枠コーキングが少し劣化しているらしく、一時雨漏りしましたが、コーキング部に木工ボンドを薄塗したら止まりました。
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以下Dr、サイディングよりご返答====
I様へ
お世話になり誠に有難うございます。
このたびは、御相談頂き、有難うございます。
以下ご参考に願います。
1,ラムダサイディングは良い外壁材です。
新築時塗装されていますか?
それとも無塗装シーラー処理品を施工されていますか?
たぶん、後者と思います。
築後まもなく13年ですので、メンテナンス(塗装、シーリング防水、バルコニー
防水、その他劣化部の補修)には良いタイミングです。
2,高性能のラムダサイディングの塗装時の注意点は。
・基板が高密度ですので下塗り塗料は浸透性のあるものの選定が必要です。
・平成20年(2008年)のラムダサイディング(当時は昭和電工建材)でして
石綿をゼロにした製品です。ただしその前の製品は伸縮が大きくて割れが発生
しやすくなっていますので、外壁全体の検査をお勧めします。
・藻やカビが付着している部分は、水分が多く湿っていますので劣化がやや進んでいる
可能性があります。再塗装の塗料選定では撥水性の良い塗料がお勧めです。
・窓回り、ラムダサイディングの縦目地のシーリングは、取替えする時には耐候性の高い
(30年程度の対候性)の物をお勧めします。
3,せっかくの機会ですので、お家の健康診断(住まいる健診)を
国土交通省の1次インスペクション基準(資料お付けします)にて床下、天井裏まで
実施する事をお勧めします。
4,出来ましたら、私が長年人材育成とともに最新の診断を行っています
窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所の地区相談所を
ご紹介しますのでご検討のほど宜しくお願い申し上げます。
ホームページ http://www.siding.or.jp
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先月(1月)の御相談件数=10件でした。
2件は張替えとなります。
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窯業系サイディング材メンテナンス技術研究所
外壁の張替え専門店=チェーンがスタートしました
所長 古畑秀幸 携帯電話 090-6190-4435
運営 一般社団法人木造住宅塗装リフォーム協会
リフォーム事業者団体国土交通大臣登録(第14号)
〒130-0011東京都墨田区石原1-1-8ノナカビル402
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