今回のご質問は、窯業系サイディング塗替え時のシーリング打ち替えに関する
材料選定と施工に関することです。
1:材料選定の基準は?
窯業系サイディング材メーカーの純正品です。
通常のタイプは、先に打ち替え後から塗装出来るものもあります。
高耐候性のものは、塗膜との密着性が一般的に良くないので、塗装後に、シーリング材の取り換えを
お勧めします。
もう一つは、日本窯業外装材協会の、推奨品です。
ホームページは、http://www.nyg.gr.jp/gizyutu_siryo/jyunsei.html です。
以下詳細をご案内します。
(可塑剤が入っていないシーリング材)
オート化学工業の、オートンサイディングシーラント です。
施工に関するポイントは
1:1液型のシーリング材を選定します。
あと塗装の時は、塗装の色に合わせて、シーリング材の色を選定します。
2液型は、被着剤が入っていないので、プライマーを完全に塗布する事が必要です。
2:施工するサイディング小口の既存シーリング材を完全に除去する事。
良い工具は、3M社のスピンカッターですね〜。
3:施工前の小口をよく乾燥する。水分計で、20%以下まで。
4:目地周辺へマスキングテープ 貼ります
5:専用のプライマー塗布
6:目地の寸法は、幅8mm以上、深さ5mm以上確保する。
深さが不足の時は、目地カバーを使用します。
http://www.newlife-a.com/mejikaba/idndex.html
7:2面接着とする。ハット型ジョイナーのてっぺんに、ポリエチレンのボンドブレーカーが貼ってある事。
8:施工後、速やかに、ヘラで押さえ込みします。
9:マスキングテープを、硬化前に剥がします。